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クリーニングの品質管理と省エネルギーは正しいスチームトラップ選びから

クリーニング産業で使用されるドライ機・タンブラー・各種プレス機など蒸気を使う機器のほとんどにはスチームトラップが取付けられています。スチームトラップとは読んで字のごとくスチーム(蒸気)をトラップ(罠)にかけておく機器です。蒸気輸送管内には、ボイラーから蒸気と共に運び出された水滴や、蒸気が熱交換装置で放熱し凝縮した水分、あるいは長い配管内で自然放熱によりできた水分などのよりドレン層が出来ています。このドレン層が必要以上の厚さになると熱交換に大変な悪影響をもたらし、その結果生産能力を著しく損ないます。スチームトラップは蒸気を逃さず余計なドレンのみを排出し、熱交換率を上昇させ燃料コストの軽減化を図ると共に、蒸気の質を向上させ、機械の能力を十二分に発揮させる役割を果たしています。

スチームトラップを作動原理で大別すると次の3つになります。

トラップ大別画像

クリーニング機器別スチームトラップ選定表

 
ドライ機 タンブラー 綿プレス ウールプレス
機械装置 ドライ機画像 乾燥機画像 綿プレス画像 ウールプレス画像
第一選択
TF-14
TF-14
BPT-13SX(E)
BPT-13SX(G)
第二選択
BPT-13SX(G)
BPT-13SX(G)
TD42LA
TD42LA
留意点

ドライ機には蒸気を使用する個所として、乾燥機と蒸留機とがあります。乾燥機及び蒸留機とも蒸気が占有する体積は小さいわりに蒸気必要量は大きいので、ドレンを連続排出するフロートトラップが最適です。

タンブラーは、熱交換上の機構から考えると単なる熱風乾燥機であり、エロフィンで空気を加熱しファンで熱風を循環させています。エロフィンは,蒸気必要量に比べ蒸気の占有している体積が非常に小さいので、断続的に作動するトラップを使用するとタンブラーの能力は著しく低下します。従って連続的に排出するフロートトラップが最適です。

綿プレスには色々な用途に多数の型式がありますが、どの型式でも蒸気使用量は15kg/hrから30kg/hr程度です。生蒸気は使用しないのでドレンの溜まりを気にする必要はありません。従ってカプセル式が最適です。理想的には上ゴテと下ゴテに各々トラップを設置する事ですが、通常一個のトラップでも充分です。

ウールプレスは、綿プレスと違い生蒸気を必要とする工程があり、その為の機構が内部にあります。最良の設置方法は上ゴテ、下ゴテ用として1個別々に取付ける事で す。時として2個取付けるべきトラップを1個に節約する事がありますが、この方法ではかえって生蒸気にドレンを増加させる原因になります。

 
アイロン スポッター チェスト式アイロナー カレンダー式アイロナー
機械装置 ドライ機画像 乾燥機画像 綿プレス画像 ウールプレス画像
第一選択
BPT-13SX(G)
BPT-13SX(G)
FT-14
FT-14
FT-14
FT-14
第二選択
TD42LA
TD42LA
TD42LA
TD42LA
TD42LA
TD42LA
TD42LA
TD42LA
留意点

従来ハンドアイロンはドレンコックの絞りによってドレンの排出を調整していました。しかしハンドアイロンからのドレン漏れを防ぐためにどうしてもドレンコックの開きを大きくしがちになり、結果的に大切な蒸気まで逃がしてしまいました。スチームトラップを設置すればドレンの漏れも蒸気の漏れも防ぐ事ができます。更にアイロン内の圧力が一定し作業性も向上します。

スポッターには生蒸気を使用しますが、この生蒸気は乾燥している事が第一条件です。万一、生蒸気が乾燥していなかった場合、別のシミをつくりかねません。乾燥した蒸気を得るにはスポッターの蒸気入口手前にセパレーターとスチームトラップを組合せて設置します。スポッターでは普通0.2MPaG以上の圧力を使用しますのでカプセル式トラップが最適です。

チェストアイロナーは機種によって構造が大きく異なりますが、どの機種にしても最大の生産をあげるには、ドレンと空気を正しく除去する事が必要です。蒸気入口にはセパレーターの設置を推奨致します。更に蒸気障害解消機構付フロートトラップを取付けると最善の結果が得られます。

カレンダードライヤーは回転している為、ドレンを排出させるにはロールの底から中心までサイホン管を使用しますが、これが原因で蒸気障害(スチームロック)を引き起こします。蒸気障害が起こるとロール内にドレンが滞留してしまいロールの表面温度が低下し、乾燥がうまくできません。また構造上、蒸気入口の反対側に空気が溜まりやすく諸々の問題が起きますので蒸気障害解消機構付のトラップの設置をおすすめします。


スチームトラップ

     

BPT13SX

バランスプレッシャートラップ
BPT13SX
使用圧力範囲 0.01~1.30MPaG
コード 口径 カプセル 飽和蒸気温度
6930 15A G -4℃
E -12℃
6931 20A G -4℃
E -12℃
6900 25A G -4℃
E -12℃

TD42LA

ディスクトラップ
TD42-LA
使用圧力範囲 0.025~4.20MPaG
コード 口径 材質
6987 15A ステンレス鋼
6988 20A
6989 25A

FT-14

FT-14画像
ヒンジフロートトラップ
FT-14-10
コード 口径 使用圧力範囲
6925 15A

0.01~1.00MPaG

 

6926 20A
6927 25A

OVK-S2

チャンス画像
ディスクトラップ
OVK S-2
コード 口径 最高使用圧力 最高使用温度
6674 10A 1.6MPa 220℃
6673 15A
本体:ダクタイル鋳鉄 要部:ステンレス鋼

OVK-YH

ツインパワークロス画像
ディスクトラップ(バイパスバルブ内蔵)
OVK YH型
コード 口径 最高圧力 最高温度
6670 15A 1.2MPa 220℃
6671 20A
6672 25A
本体:ダクタイル鋳鉄 要部:ステンレス鋼

減圧弁

SUSベローズ式直動型
BRV3 BRV3
最高使用圧力 1.9MPaG

調整範囲

2次圧

標準品 灰色 0.014~0.17MPaG
標準品 緑色 0.14~0.40MPaG
標準品 橙色 0.35~0.86MPaG
最高使用温度 210℃
最大減圧比 10:1
最小許容差圧 1次圧力(絶対圧)の10%
レンジアビリティ 10:1
品番 口径 本体材質 ダクタイル鋳鉄
6910 15A 要部材質 ステンレス鋼
6911 20A 接続仕様 ねじ込み
6912 25A 最大水圧テスト 3.8MPaG

ベローシールバルブ

ベローシールバルブ
ベローシールバルブBSA1T 品名 BSA1T
最高使用圧力

1.1MPaG

最高使用温度 220℃
本体材質 鋳鉄
要部材質 ステンレス鋼
接続仕様 フランジ(JIS10K)
最大水圧テスト 2.00MPaG

ベローシール弁の特徴

  • 弁本体からの蒸気漏れを完全にシャットアウト。省エネをお約束!
  • ハンドル部分が熱くならず素手で開閉可能、女性でもスムーズなハンドル操作が可能です。
  • ねじれ防止機構でユニットのねじれを防止し非常に長寿命です。
  • 保守点検の必要が少なく、不具合がある場合でも部品交換が簡単に出来ます。
 

蒸気配管施工ポイント

蒸気配管施工ポイント図

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